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象革財布の日々の手入れ
象革 日々の汚れへの対応3つ
- 小銭入れやカード入れをすべて財布から出してゴミやホコリを出す。小銭入れの中のホコリは柔らかい布で掻きだすように拭き取る。
- 馬毛ブラシや柔らかく乾いた布で表面を拭き取り。
- ブラッシングには豚毛ブラシは使わない。柔らかい馬毛ブラシを使ってほこりを落とす。
象革 不定期のお手入れ
象革はエレファントレザーと呼ばれますが、メンテナンスをする上での分類はエキゾチックレザーにあてはまります。エキゾチックレザーは主にパイソンやクロコダイルなどの爬虫類系の希少性の高い革製品を指します。
象革製品を長持ちさせるためのメンテナンスはエキゾチックレザー用を使います。(象革専用のスプレーは売られていないと思います)
おすすめのメンテナンス用スプレーは「コロニル エキゾチックスプレー」です。防水と栄養補給、ワックス効果があります。あまり使いすぎないこと。近距離で噴射しないことを守ってください。シミの原因になります。最初は財布の内側から試してみることをおすすめします。
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汚れ落としには「ベロアクリーナー」が使えると思います。1か所に目立つ汚れがある場合はコレが使えます。起毛皮革用の部分クリーナーです。バックスキン、ベロア、スウェード等に使える起毛製品用消しゴムです。部分的な頑固な汚れ落としに使う価値ありです。
象革財布の取扱で気を付けること7つ
- 雨の日には濡らさないように気を付ける。
- 飲食しているテーブルに置かない。油物は特に最適です。ソースや飲み物が直接かかるだけでなく、テーブルについている水分に気づかずに、そのまま象革財布を置いてしまうことがあります。注意してください。
- 落とさない。汚れと傷の最大の原因になります。
- 爪などで傷をつけないように注意する
- パンツの後ろポケットにはなるべく入れない。形が変形しやすくなります。特に4隅の折れが発生します。
- コインをたくさん入れない
- 汚れた、または濡れた手や指で触らない。
※ここに書いているのは取扱の理想です。実際には、触るときは手袋を履いて、持ち運ぶときは箱に入れて移動するなどをしない限り、購入時の状態は保てません。多くの革製品は、経年変化を感じて自分のモノになっていくという喜びがあります。ひとつひとつの傷や汚れ、退色、摩耗は長年使ってきた愛着の表れでもあります。他のレザーと同じように経変変化もエレファントレザーを楽しむひとつであります。
以上、象革財布のお手入れとメンテナンスについて書かせていただきました!参考になれば幸いです。